15
第
4
章
文化振興の基本方針
文化芸術活動は人々の感性や創造性をそだて、心の豊かさや癒しをもたらし、生活のゆとりや 潤いとなります。
このため、文化芸術を「楽しむ心」や文化芸術の「活動や鑑賞する人」・「活動する団体」をそ だて、創造性豊かな文化芸術活動による特色ある地域づくりを進めます。
また、感受性豊かな子どもたちが、文化芸術に触れる機会を増やすことにより、その感性と創 造性を磨き、未来の文化芸術を担う人材をそだてます。
現在まで受け継がれてきた伝統ある祭り・行事、建物や風景などの文化的財産は、文化芸術の 向上・発展の基礎となります。
このため、これらの貴重な文化的財産を保存・調査を行い、将来へつたえます。
第一次佐久市総合計画では「たくましく心豊かな人材の育成と地域文化の保存・継承と発祥」 が基本構想の柱の一つとなっています。個別の計画となる佐久市文化振興計画では、文化芸術に 関する施策の方針として、次の4つの方針により事業の推進を図ります。
1
そだてる文化
2
つたえる文化
16
3
つなげる文化
4
ひろげる文化
文化芸術活動は人々に元気を与え、その元気がつながり、互いに刺激し合うことで多くの活力 が生まれます。
このため、文化芸術活動の情報を発信し、「人」や「団体」をつなげます。
また、それぞれの「文化施設」がつながり連携する取り組みや、他の分野とつながり連携した 取り組みを行うことで、新しい魅力を創造します。
文化芸術は、人々の元気や健康、豊かな心となり、その文化芸術のひろがりが魅力ある地域社 会をつくります。
このため、様々な文化芸術活動を通し、文化芸術を身近にひろげます。更に、世代間交流や地 域を越えた国内外の人々との交流を図り、文化芸術をひろげ、地域の文化力を高めます。 また、文化芸術に関する情報を積極的に発信し、地域の魅力をひろげ交流人口の創出を図りま す。